本ページでは、
たまも〜るの開発にあたり監修を行った医師が
サウナ環境と男性の身体構造について
医学的な視点から考え方を整理します
たまも〜る監修 八巻孝之 外科医・医学博士

医師プロフィール
東北大学旧第一外科(現・総合外科)にて研鑽後、仙台医療圏の関連病院で科長・部長を歴任し、国民健康保険丸森病院では副院長を務める。その後、国立病院機構宮城病院では総合診療外科部長として、同機構で初めてとなる総合診療外科の立ち上げに携わる。病院総合診療医学会指導医。 医学・医療分野の論文のほか、健康・教育・スポーツ医学・介護・福祉など、幅広い領域で雑誌・新聞への寄稿多数。 現在は、産労総合研究所「病院経営羅針盤」および、全国保険医団体連合会「月間保団連」にて連載中。 前「月刊保団連」編集員・前宮城県保険医協会理事。
サウナにおける熱環境とデリケートゾーンへの影響について
サウナは、
リラクゼーションや心身のリフレッシュなど
健康維持に役立つ可能性が複数の研究で
示されており、
その恩恵は広く知られています。
一方で、
日常生活では通常生じない
サウナの高温環境に全身、
特にデリケートな部位(精巣・睾丸)が
繰り返し曝露されることによる影響については、
まだ一般に広くは知られていないのが現状です。
精巣は体温より約2℃低い温度で
正常に機能するよう調節された器官です。
高温環境によりこのバランスが崩れると、
精子形成などへの影響が及ぶ可能性が
指摘されています。
実際、サウナ利用後に精子数や運動性の変化などが確認された研究も報告されています
(Human Reproduction, 2013)。
同研究では、
サウナ利用を中止後、
約6か月で回復が見られたとされていますが、
これは熱環境による
「一定期間の影響」が存在することを
示唆しています。
また、意図的に陰嚢(精巣周囲)を高温へ
曝露した臨床研究においても、
精液所見の低下や酸化ストレスの上昇などが
観察されています
(Rao M. et al., Reprod Biol Endocrinol, 2015)
湿熱(ホットタブ、温浴など)を
避けることで状態が改善した例も報告されており、
高温曝露と精巣機能の関連は、
医学的にも注目されているテーマです
(Shefi S. et al., 2007)。
北欧を中心にサウナ文化が定着している地域では、
妊活中の男性に対し過度な高温曝露を控えるよう
アドバイスが行われる傾向もあり、
「サウナの熱に対する無防備な状態」は
国際的にも見直されつつあります。
こうした背景から、
サウナ利用時のデリケートゾーンへの熱曝露を
「物理的に軽減」するための
補助的アイテムとして開発されたのが
「たまも~る」です
(特許出願中2025-179106)
本製品は、
熱を通しにくい材質として
硬度10度のシリコーンを使用しており、
非常に柔らかく睾丸全体を包み込んで
鼠径部及び陰茎部にフィットします。
適度な柔軟性と伸縮性を備えた
フリーサイズ設計により、
多くの方にご利用いただきやすい形状と
なっています。
また、装着が簡単なのも特徴です。
室内温度88~89℃かつ座面温度53~56℃の
サウナ高温環境下において本製品を
装着した場合、
利用開始から10分後の陰嚢表面温度が、
腋窩温(平均41.7℃)に対して平均4.5℃低く保たれたという遮熱結果も確認されています
(図1:※自社調べ)
日本のサウナ愛好家の1回あたりの利用時間が
およそ7〜12分間(平均10分間)で
あることを踏まえると、
本製品はサウナ室内の直接的な熱から
物理的にデリケートゾーンをガードする
役割を果たします。
本製品は医療機器ではないため、
サウナ利用後の生理的な回復などについて
お約束するものではありません。
しかし、日本サウナ学会理事の加藤容崇先生の書籍
「医者が教えるサウナの教科書」(ダイヤモンド社)
によれば、サウナの入り方の推奨例として
「サウナを出る時間は平常時心拍の2倍に達した時、そして、すぐに水風呂に入りましょう」と
記載されています。
この入り方に準拠し、
外気浴や水風呂で適切にクールダウンを行うなど、
正しい入浴法と本製品のような
物理的カバーを組み合わせることが推奨されます。
健康的なライフスタイルの一環として
サウナを楽しむために、
その特性を正しく理解し、
適切な対策を取ることが、
これからのサウナ文化には求められています。
「たまも~る」は、遮熱性・伸縮性・コンパクト性に優れ、
安価でお買い求めやすく、
水洗い可能な商品です。
本製品は、
あくまでサウナを利用する際の
「熱に対する補助的対策」
として位置づけられるものです。
本ページを読まれた方々には、
サウナの高温環境がもたらす影響についての認識を深めていただき、
本製品の開発目的について
ご理解いただけますと幸甚です。
サウナ好き男性へ:知っておきたい「熱」のリスクと、スマートなサウナの楽しみ方
サウナでリフレッシュしているあなた。
実はその「高温」が、デリケートゾーンに
負担をかけている可能性が
あることをご存知でしょうか。
妊活中の男性だけでなく、
サウナを愛するすべての男性に知ってほしい
「熱と睾丸の関係」と、
今日からできる簡単な対策をご紹介します。
サウナの熱と精子の関係に関する学術的背景
睾丸は体内より2〜3℃低い温度で
機能するようにできています。
サウナの高温(80〜100℃)下では
この環境が変化し、
精子形成のプロセスに影響を与える
可能性が学術的に指摘されています。
【参考論文】 Jung A, Schuppe HC, et al. Influence of genital heat stress on semen quality in humans. Andrologia. 2001. Mieusset R, Bujan L. Testicular heating and its possible contributions to male infertility. Int J Androl. 1995.
高温環境に関する一般的な研究報告
長時間の頻回なサウナ利用などによる高温への曝露は、
以下のような影響を与える可能性が
研究で報告されています。
※これらは一般的な学術研究の報告であり、特定の疾患や本製品の効果効能を示すものではありません。
- 精子濃度の減少
- 精子の運動率低下
- 精子のDNA損傷の増加
- 奇形精子率の上昇
- 男性ホルモンの一時的な低下
【参考論文】 Shefi S, et al. Sauna-induced transient hypogonadism. Hum Reprod. 2007. Garolla A, et al. Male infertility and heat exposure. J Urol. 2013.
妊活だけじゃない、男性へのメッセージ
熱による影響に関する研究は、
将来のライフプランを考える上で
知っておくべき知識の一つです。
(参考:Zini A, Libman J. Sperm DNA damage and fertility. Fertil Steril. 2006.)
サウナを完全にやめる必要はありません。
サウナにはリラクゼーション効果や
メンタルヘルスへの好影響など、
多くのメリットが存在するからです。
重要なのは、高温環境に対して
「無防備」で入らないことです。
正しい「知識」と「物理的な対策」の
組み合わせが大切です。
今日からできるサウナ対策ステップ
- 入浴時間は5〜10分程度を目安にする
- 外気浴や水風呂でしっかりとクールダウンを行う
- 過度な連続セットや、頻繁すぎる利用を控える
- 熱を遮る専用のサポートアイテムを活用する
精子は毎日作られますが、
デリケートゾーンは熱に強いわけではありません。
サウナの高温による負担は、
妊活中の男性だけの問題ではないのです。
知ること、
そして物理的に熱からガードすること。
今日からできる小さな工夫で、
サウナの恩恵を賢く受け取りましょう。
*本サイトの内容は、公開時点での一般的な学術情報や文献をもとに構成していますが、すべての内容の完全性や、特定の医療的効果を保証するものではありません。健康に関するご不安がある場合は、専門医にご相談ください。